【ビリヤード】いい道具の条件 | おすすめのキューも紹介

いい道具の条件のアイキャッチ画像

ビリヤードをするにあたっていい道具ってどんなのだろう?

値段?性能?ブランド?

今回はビリヤード歴14年、良さそうな道具を見つけるとすぐに買ってしまうため技術よりも道具の知識ばかりが増えていく私が思ういい道具の条件をご紹介します。

目次

調子が悪い時に助けてくれる道具であること

身もふたもない話ですが調子のいい時は何を使っても入るし、出せるし、割れるし、飛ばせる。

調子の悪い時、メンタルが弱っている時に助けてくれるのがいい道具だと思っています。

困ったときに助けてくれるのがいい友達といった感覚でしょうか。

プレイキュー : 失敗しても納得できる1本を

  • 緊張したりして体が動いてしまったり狙った撞点がずれてしまった時に影響を小さくしてくれる道具であること。

重めのプレイキューなら緊張でキューが出ないシーンでも重さで勝手に前に出て行ってくれるといったような。

重くした方が自然にキューが出てくれると思いつつも私はバット398gシャフト121gでプレイしています。

軽めですが私にとってはこの重さが一番しっくりきています。

「この道具で失敗したなら自分の力量不足」だと思えるキューが一番いいキューだと感じています。

ブレイクキュー : 性能は値段に比例する

  • よく割れること
  • 手玉が暴れないこと
  • 左右の撞点のズレの影響を小さくしてくれること

ブレイクキューの性能はプレイキュー以上に値段に比例すると感じています。

たとえばmezzのパワーブレイクGやプレデターのBK-RUSH

どちらも10万円を超えるブレイクキューですがよく割れて、手玉が暴れません。リセール価格も高いので手に入るなら購入して損はないかと思います。

※フリマサイトなどで20万とかとんでもなく価格を釣り上げている物を除く

現在比較的購入しやすいブレイクキューで最もおすすめなのはアダムのスピア

私も使用していますが個人的には一番いいブレイクキューだと感じています。

ハードブレイクをした際の打感が「パキーン!」ではなく「ボンッ!」という感じがたまらなく気持ちいい。

タップにエボナイトを採用していることが効いているのだと思います。

ジャンプキュー : 基本重量260g前後がベスト

  • よく飛ぶこと
  • 着地後の手玉が暴れないこと

ジャンプキューはダーツジャンプをするのか通常のフォームで飛ばすのかで選び方が変わってくると思っています。

また飛ばしたい距離によっても変わってきます。

ダーツジャンプをするならバットは軽い方がいいですが通常のフォームで飛ばすなら少し重めの方がいい。

長距離を飛ばすならカーボンシャフトの方が飛ばしやすいし着地後の手玉も安定する。

しかし玉一つ分などの短距離を飛ばすなら木のシャフトの方が飛ぶように感じています。

今のところの結論

ベストは総重量260g前後。バット130g、シャフト130g、がダーツジャンプ、通常のフォームのジャンプもやりやすいベストな重量だと感じています。

このバランスに近いのがmezzのAIRDRIVE3、ナビゲーターのオロチ。多少の個体差はあると思いますが私が所有するキューの重さを掲載しておきます。

シャフトバット(前)バット(後)
AD3133g112g133g
オロチ131g128g77g

現在比較的購入しやすいおすすめのジャンプキューはナビゲーターのオロチ。

玉一つ分の飛ばしやすさは当たりの木製のジャンプキューには敵いませんが手玉の方向性、着地後の手玉の暴れなさは群を抜いています。

木製のシャフトのジャンプキューは同じ製品でも当たりはずれが大きく当たりをひけば玉一つ分が簡単に飛び、はずれをひけば玉1.3個分までしか飛ばないくらいの差が出ると感じています。

チョーク : 金があるならROKUチョーク

  • キューミスしないこと
  • ちゃんとチョークがタップにのること

金に糸目をつけないなら最高のチョークがカムイのロク(ROKU)チョーク。

キューミスは減ったし、良くのるし手玉も汚れない。

通常はゴールドクラウンを使用してキューミスしたらロク(ROKU)チョークを使用するというスタンスを取っています。

ゴールドクラウンチョーク: 200円代で買えるチョーク。ロクチョークほどではないがタップによく馴染みます。コスパ最強チョーク。

「チョークケースに1650円も出せるか」と思いしばらくチョークについていた袋で運搬していましたが不便さに負けて購入しました。

タップ : キレ派?標準派?求める動きで変わる相棒

  • キューミスしないこと
  • 適度にキレること

ビリヤードではよく引けたり、手玉に回転をかけやすい道具のことを「これキレるね~」などと言います。

「引き玉が苦手、とにかくキレを出したい」であればビゼンタップがおすすめです。

同じキュー、同じシャフトで引き玉をマックスで撞いた場合ビゼンタップと斬Mとでは平均1ポイントくらいの差がでました。

標準的な動きが好みの方には斬のMがおすすめです。

とはいえタップは好きずきなのでいろいろ使ってみて自分に合うものを見つけるのがいいと思います。

私としては斬Mの方がイメージ通りに動くのですがどうしても引きたい時はビゼンが恋しくなります。
現在ビゼン練習中。早い台はビゼンだと動きすぎるため斬Mのシャフトに付け替えて対応しています。

まとめ : 自分にとってのベストを見つけよう

「○○がいいらしい」で買ってみたら以外に合わなかった。

ということを避けるために事前にできるだけ情報を集めることをおすすめします。

そんな失敗を日々繰り返している私がどんどん情報を出していくのでぜひ参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2011年よりビリヤードを開始。初めてのマスワリを出すまでに4年かかった落ちこぼれプレーヤー。現在はAクラスでプレイしているがよさそうな道具を見つけるとつい買ってしまうためビリヤードの技術よりも道具の知識ばかりがついていく。
逆にこれを活かそうと2025年11月より道具のレビューサイトを開設。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次