「土手撞きが苦手」
「キューが短かったらもっと上手く撞けるのに」
そんな悩みを抱えていた時に思いついたのがブレイク&ジャンプのキューをプレイキューにしてしまおうという発想。
結果は大当たり。
今回はブレイク&ジャンプをプレイキューにすると何がいいのか、そして何が良くないのかをビリヤード歴14年、使用したプレイキューは30本以上の私が細かく紹介していきます。
結論 : デメリットもあったがメリットの方が大きかった
人目は少し気になるが“撞きづらいシーンやできるだけ手玉を動かしたくない時に活躍してくれる”ことが最大の魅力。
ブレイク&ジャンプをプレイキューにして感じたメリット

土手撞きの成功率向上
短くて軽い分土手撞きがやりやすくなりました。
動かしたくない玉の成功率向上

キューが手玉に与える運動量は、「キューの重さ × キューの速度」 で決まるため同じ速度で撞いた場合キューが軽い方が手玉の動きは少なくなります。

画像のようなできるだけ手玉を動かしたくない配置の時に重宝します。
ブレイク&ジャンプをプレイキューにして感じたデメリット
手に伝わる感触
分割されている分ショットした瞬間キューを握っている手に伝わってくる振動が一本物のキューと比べると大きいです。
この感触はAクラス以上の方やBクラスでも経験豊富で上手な方くらいから感じてくると思います。
少しだけ力をロスする


ジョイント部分が金具でしっかり固定されているためほとんど感じませんが一本物のキューと比べると少しだけ押し玉や引き玉の力が弱いように感じます。



ジョイント部分が金具ではなく樹脂製のものだとはっきり差が表れます。
「ブレイク&ジャンプをプレイキューにする」はこんな人におすすめ
失敗を気にしない人
分割してショットして失敗した時は「なんだったんだろう?」と周りに見られることがあります。
「なんで外したの?(キューを分割したこと)」と聞かれたことが何度かありました。
いろいろやってみたい人
「道具をこう使ったらこうなるのでは?」など考えるタイプの人には向いていると思います。
単純に楽しい。
「ブレイク&ジャンプをプレイキューにする」をおすすめしない人
真剣に技術を追求している人
一本物のプレイキューでなんでもできるようになりたい人には向いていません。
シーンによって道具を使い分けるよりも同じキューですべてのシーンに対応できる方が技術力は高いと思います。
一目を気にする人
プレイキューはプレイキュー。
ブレイクキューはブレイクキュー。
ジャンプキューはジャンプキュー。
といった考え方の方が多数派だと思います。「プレイキューを分割するなんて邪道だ」と捉える方もみえるかもしれません。
それが原因でビリヤードをやめてしまうくらいならはじめから使わない方がいいと思います。
まとめ : すごく面白いがデメリットもある発想
- 単純に楽しい
- 土手撞きの成功率向上
- なるべく動かしたくない玉の成功率向上
- 心よく思わない人がいるかもしれない
- わずかだが力をロスする



mezzのNBJに限らず使用しているシャフトとジョイントが合うバットならどれでもできるので良かったら試してみてください。
けっこう使えるしおもしろいですよ。




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